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バドミントンラケットにエッジガードやストッパーは必要?

バドミントンは同じラケット競技ということもあり、テニスやソフトテニスをやっていた人が転向してくることも多いですよね。

私が高校生のときも中学校ではバドミントン部が無かったからソフトテニスをやっていたけど高校ではバドミントンをやりたいという子もたくさんいました。

バドミントンは室内競技ですので日焼けをしたくないという理由の子も多かった気がします。(笑)

テニスやソフトテニスでは、エッジガードと呼ばれるフレームの先を保護するアイテムやボールを打ったときの衝撃を和らげるバイブレーションストッパーを付けることが一般的なようです。

ではバドミントンにこれらのアイテムは必要なのでしょうか?



バドミントンではエッジガード / バイブレーションストッパーは不必要

エッジガード

結論から言ってしまうとバドミントンではエッジガードやバイブレーションストッパーは必要ありません。

エッジガードが不必要な理由

テニスやソフトテニスでは、体の後ろから大きくラケットを振ってスイングします。

また、ボールがバウンドした瞬間、つまり地面の近くでボールを捉えることで有利にゲームを進めることができる可能性が高くなります。

そしてコートに砂があることも多いため、ラケットが擦れて摩擦でラケットに擦り傷ができてしまいます。

硬式テニスの場合はラケットを守るためにエッジにバンパーと呼ばれる部品が付いていることが多いです。

ソフトテニスではそのバンパーが付いていないようなので擦り傷を抑えるためにエッジガードを付けるようです。

その点、バドミントンではロブのような下からラケットを出すショットですら基本的にはなるべく上でシャトルを捉えることがゲームを有利に進める上で重要となってきますし、仮に床ギリギリでロブを打たなければいけない状況になってしまった場合、体の後ろから大きくラケットを振っていては相手コートにシャトルを返すことはできないでしょう。

そのため、ラケットが擦れてしまうということはないのです。

初心者の場合、床ギリギリからラケットを引こうとして床に打ちつけてしまうことはあります。(ラケットが傷つくので気を付けてください)

バイブレーションストッパーが不必要な理由

テニスやソフトテニス(特に硬式テニス)のボールは当然バドミントンのシャトルよりも大きくて重いため、相手のボールを打ち返した時の衝撃はとても大きいです。

私も時々、硬式テニスを趣味で行うことがあるのですが、バドミントンの衝撃とは全く違います。

普段はバドミントンをやっている私からすると大げさじゃなくて本当にボールの衝撃ではじかれてしまいそうになります。

そんな衝撃を抑えるためにテニスではバイブレーションストッパーを付けている人も多いです。

バドミントンの場合は、シャトルは5g程度ととても軽いですし、シャトルを打った直後の速度(初速)は速いものの、相手コートに届くまでにはかなり失速するため、衝撃はかなり小さいです。

まず間違いなくシャトルの衝撃にラケットが負けるなんてことはありません。(とても速いスマッシュが来て「シャトルが速すぎてはじかれたわ~」と言うこともありますが、それはジョークです笑)

そのため、バドミントンにはバイブレーションストッパーは必要ありません。

バドミントンラケットの小さい面にバイブレーションストッパーを付けていたら邪魔になってしまうということもあるかもしれません。



最後に

バイブレーションストッパーはそもそもバドミントン用に売られていませんので付けようがないのですが、エッジガードに関してはテニス用のものを付けようと思えば付けられるかもしれません。

以前ソフトテニスをやられていた方でエッジガードを付けていた方はもしかしたら付けたくなるかもしれませんが、ラケット.jpとしてはオススメしない理由がもう一つあります。

それは重量が変わってしまうという点です。

バドミントンのラケットはソフトテニスのものと比べて軽いため、少し重量が変わるととても重く感じてしまいます。

特にエッジガードはラケットの先につけるため、体感的な重さが変わりやすいため、注意が必要です。

その他にラケットが擦れてしまって傷ついてしまうため、エッジガードを付けたいという方がいらっしゃいましたら打ち方やシャトルを捉える位置が悪いので改善して擦れないようにしてくださいね。

バドミントン初心者の方に向けてこちらの「バドミントンラケットの初心者・中級者向けおすすめモデルと選び方を完全解説!日本代表モデルも紹介!」の記事でラケットの選び方のポイントをご紹介していますのでぜひご覧ください。

この記事を書いた人
ラケット.jp管理人

バドミントン歴25年を超えたベテランプレーヤーです。
小学生の時にバドミントンを始め、高校生の時にはインターハイ・JOCジュニアオリンピック・国体へ、大学生の時にはインカレへ、社会人になってからは全日本実業団や全日本社会人へ出場しました。
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