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1本しか持ってない人は要注意!バドミントンラケットは3本持ちましょう!

バドミントンを始めて数カ月経つとそろそろ試合にも出れるくらい上達してきた方もいらっしゃると思います。

バドミントンはもちろん仲間同士で打ちあっていても楽しいですが、対戦相手がいるスポーツですし、それまでとは違った人たちと試合をするのはまた違った楽しさがあります。

そんな「試合に出よう!」と考えている方はラケットを何本持っていますか?

まだ1本しか持ってないというそこのあなた!

それでは最悪の場合、ラケットが無かったことで試合に負けてしまう可能性がありますので最低2本、できれば3本はラケットを持っておくと良いです。

今回は、その理由についてご紹介します。



ラケットが複数本必要な理由

ラケット2本

ガットが切れたり、ラケットが折れる可能性がある

バドミントンのラケットやガットはテニスといった他のラケットスポーツに比べてかなり細いことはあなたも当然ご存知だと思います。

そのため、急にガットが切れたり、集中していてパートナーのラケットとぶつかって折れてしまうということが良くあります。

「試合前にガットを張り替えたから大丈夫!」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、ラケットのフレームに近い部分にシャトルが当たってしまうと張りたてのガットでも切れてしまうということがあります。(これは通称「下手切れ」と呼ばれています)

特に試合の場合はいつもより力が入ってしまうことが多いですから下手切れも起こりやすいです。

ラケットが折れてしまってはもちろんプレーできませんし、ガットが切れたままプレーしていてはシャトルのコントロールができず、そのままプレーしているとラケットに負荷がかかって折れてしまうことも考えられますのでラケットを交換する必要があります。

予備のラケットはコートサイドに持ち込んでおかなければいけない

「ガットが切れたりラケットが折れたらチームメイトのラケットを借りにいけばいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに練習のときであればチームメイトのラケットを借りるというのも問題ありません。

しかし、試合の場合はそれでは問題になってしまいます。

なぜなら予備のラケットは、タオルやドリンクなどと一緒にコートサイドに持ち込んでおき、そこからのみ交換できるというルールになっているからです。

また、試合の途中はよっぽどの場合を除いてコートから離れることも禁止になっています。

そのため、ガットが切れたとしても観覧席のチームメイトにラケットを借りに行ったり、チームメイトにラケットを持ってきてもらうこともダメということになります。



2本ではなく3本が良い理由

ガットが切れたラケット

2本ともガットが切れる場合もけっこうある

バドミントンが上達してくるとガットを張るテンションも高くなり、ガットが切れるスピードは早くなります。

プレースタイルにもよりますが、特に冬などの気温が低いときは数日使用しただけでガットが切れてしまうということは普通だったりします。

初心者の方でバドミントンを始めてから半年間ガットが切れたことがないというような方には信じられないかもしれませんが、これは全く大げさではありません。

そしてさらに先ほどもお伝えしましたが、下手切れするときはガットを張り替えたばかりのときでも切れるときは切れてしまいます。(下手切れするととてもショックです)

そのため、2本持っていたとしても2本ともガットが切れるということは全然あり得るのです。

メンタルを保つためには3本あると安心できる

コートサイドに準備しておいたラケットの全てのガットが切れた場合、ガットが切れたラケットでプレーを行うことになり、相手との相当な実力差があって楽勝で勝てるとき以外はほぼ負けることが決定的になってしまいます。

ということは2本(試合で使う1本とコートサイドの予備が1本)しかラケットを持っていない場合、1本のガットが切れた場合、もう1本が切れたらゲーム終了ということですよね。

そうなると1本目が切れた時点で「もう1本切れたらどうしよう」という思いがよぎり、試合に集中できず、思い切ったプレーをすることができなくなるということがあります。

バドミントンはメンタルがかなり重要なスポーツです。

どれだけ練習のときに強い選手でもメンタルが弱いと試合では簡単に負けてしまうということはバドミントンの世界では本当によくあります。

実力で試合に負けてしまうのはしょうがないですが、それ以外のところで負けてしまっては悔いが残ってしまいます。

ラケットが3本あることでメンタルが保てるのであれば3本用意したほうが良いですよね。



最後に

ラケット3本

今回のまとめになります。

  • ガットが切れたり、ラケットが折れることはバドミントンではよくある。
  • 予備のラケットはコートサイドに用意しておかないといけない。
  • 全てのガットが切れた場合、ガットが切れたままプレーしなければいけない。
  • 予備が1本の場合、1本切れるとメンタルが崩れるため、2本あると安心できる。

「ガットが2本切れることがあるなら3本切れることもあるだろ!」とツッコミを入れる方もいらっしゃるでしょう。

確かにその通りで、3本でも4本でも何本でも切れる可能性はあります。

ただ、私が25年間バドミントンを続けてきた経験上、3本あればまず問題ありません。

それでも心配な方は4本目、5本目のラケットも準備しておくとさらに安心でしょう。

また、ガットが切れてチームメイトにラケットを借りに行ったり、チームメイトにラケットを持ってきてもらっているのを見たことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。

確かによっぽど大きい大会や厳しい審判でない場合は許してくれるかもしれません。

ただ、ラケットを借りに行っている間は対戦相手を待たせてしまいますし、チームメイトにラケット借りたとしてもそのラケットのガットまで切ってしまった場合、そのチームメイトの試合に支障が出てしまいます。

バドミントンは相手があるスポーツですから、試合はルールに則って正々堂々と勝負したいですよね。

試合に出るようになったら2本目、3本目のラケットの購入も検討して万全の体制で試合に臨んでくださいね。

 

この記事を書いた人
ラケット.jp管理人

バドミントン歴25年を超えたベテランプレーヤーです。
小学生の時にバドミントンを始め、高校生の時にはインターハイ・JOCジュニアオリンピック・国体へ、大学生の時にはインカレへ、社会人になってからは全日本実業団や全日本社会人へ出場しました。
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